[アメリカに住んで直面した現実] 人種差別問題

実はこっそりとこのブログのタイトルを「UNOとSANOの足あと」から「UNO to SANO」に変わりました。

「と」を「to」にしたのは、意味の通りUNOからSANOへ、そしてSANOからUNOへという「架け橋」のような意味。

やっとドメイン名もゲットしたのでこれからはunotosano.comでよろしくお願いします!


今学期私は、Race and Ethnicityというなかなかディープな授業を取っているんだけど。毎回、記事を読んでそれについてディスカッションをするの。

日本語に訳すと「人種と民族」。名前の通り毎回人種差別の話をするんだけど、想像以上にアグレッシブでインテンスなディスカッションが繰り広げられて、かなり色々なことを考えさせられるし、感情的になる。

私がこの授業を取った理由は、選択授業で社会の分野からとらなきゃいけなかったからなんだけど、日本も今、移民問題について考えているから。

人口が減少しているので、働き手を増やすために移民を増やすべきかって。だから今後の日本のヒントになるかなと思って取ったの。

日本人として日本にいると、人種差別って受けることは大抵ない。

それに対して、アメリカは国民全体が差別問題についてはめちゃくちゃ敏感。

オスカーの後には#OscarsSoWhiteというハッシュタグができるほど。

みなさんはオスカーは見なくてもニュースとかでハイライトは知ってると思うけど、レオナルド ディカプリオが遂に賞を取って私もとっても嬉しかった。

でもよくみてみると、ノミネートされている人たちはほぼ白人なのはお気づきだろうか?これに対して、黒人の人たちは思いっきり反応するんだけど、私としては結局アジア人は話題にもされない人種なのかと、少し腹立たしくなる。

ハリウッド映画の主役はほとんど白人。たまに黒人。アジア人は常に脇役。

アジア人はやっぱり華やかさがあまりないもんなとも思ってしまう自分にも腹が立つ。アジア人として、誇りを持つべきところなのに。

私が今まで授業でディスカッションした内容は、

どうして仲良くする友人も同じ人種で固まる場合が多いのか、
どうして夜に地下鉄などで黒人が乗っていると警戒心を持つのか、
社会の構造として、白人が上の立場にあると思うか?
人種は生物学としては証明されていないが、どう思うか?
普段の生活の中の一部で、気づかずに行っている人種差別はどうしたらなくなるのか。

私はまだ日本にいるころ、もちろんアメリカで人種差別が大きな問題なのは知っていたし、いけないこともしっていたが、ここまで大きな問題だとは正直思っていなかった。

恥ずかしながらアメリカは、アメリカンカルチャーという大きなくくりがあって、アメリカ人全員がそれに従っているのかと思っていた。

日本文化というものがあるように。

それが、アメリカに実際来てみると、アメリカンカルチャーの前に、民族ごとのカルチャーが大きく分かれているのだ。

黒人でも様々な国のバックグラウンドによって、食事も違ければ、家族行事も違う。
白人も、アイルランド人、イタリア人、ロシア人、などそのバックグラウンドによって違う。
アジア人ももちろん、韓国、日本、中国、などで文化が全然違うように。

そして自分自身の自己紹介をするときは、アメリカ人と言わずに、I am Irish.などと自分のルーツの人種を示す場合も多い。

移民の人は、書類上はアメリカ人であってもやっぱりルーツは母国。私だって例え10年20年アメリカに住んだとしても、アメリカ人とは思わずアイデンティティは日本人として生きていくだろう。

一人ひとりのアイデンティティがこうして確立されている。

このルーツのアイデンティティの上に、アメリカという国が大好きなアメリカ人。

最初、渡米したころはこのことに気づかなかったし、アメリカ人はみんなオープンマインドで明るいのかと思っていたが、そうではないことに気づいた。

日本は阿吽の呼吸という素敵な言葉があるが、これはお互い同じ文化だからなりたつこと。

全く違う文化で育った人たちは、私の当たり前が当たり前ではない。すべて言葉に出して説明しないとわかってくれない。なので、自己主張が激しかったり空気が読めないという現状が発生。

だってそもそもその「空気」が違うんだもの。

私も人種差別を受けたことがある。

そこはボストンで有名な歴史のあるオイスターのレストラン。日本から友達が遊びに来たので連れて行った。

平日の夜なのになんと1時間待ちと言われたが、せっかくだから待つことに。

ウェイティングルームでビールを飲みながら話していて気にしていなかったが、ふと気づくと2時間経過。更には、周りを見渡すと日本人観光客しかいないではないか。

あとから来た白人グループは先に通されていた。

「これはまさか。。」

ルームメイトはアメリカ人なので、ホステスに強く言ってもらったがホステスも「は〜」と目も合わさずに大きくため息。謝りもしない。

なんとすぐテーブルに案内されたものの、他の日本人観光客はまだウェイティングルーム。

はっきりいって、かなり不愉快でとてもがっかりした経験。

先週このことをエッセイを書くまでこれが人種差別だと信じてきたが、昔バーを経営していた彼に話すとこれは人種差別ではないとのこと。

これはあくまでもホステスの経験の上での判断。アジア人は白人に比べて食べる量も少ないし、何よりもあまりお酒を飲まない。さらに観光客は、チップのことについて理解をしていないのであまりチップをおかないとのこと。これに対して白人は気前よく普通に20%以上置いていく。

お店としてもビジネスになるのは白人のほうなのでは、白人にいい思いをして欲しいから白人を優遇したと。

もちろんホステスがやっていることは正しくない。どんなことがあっても平等に判断すべき。

人種差別の定義は、自分の体験を元にではなく肌の色を元にした先入観のみで判断をすること。

肌が黒いからって全員が深夜の電車で危ない人とは限らない。黒人の犯罪率が多いのは、黒人が実際に犯罪をしているパーセンテージが多いのではなく、レポートされるパーセンテージが多いだけ。

話し始めるときりがないが、自分がこの不愉快な経験をして以来、私もどんな人種の人でも仲良くしようと思ったし、アジア人しかも英語のアクセントがあるからって舐められるのが嫌で、レストランや電話対応では強く言えるようになった。笑

本当にアジア人だからって舐められたように対応されるのは決して少なくはない。

私は正直、日本はまだまだ本当の意味で移民を受け入れられないと思う。

移民の人たちのバックグラウンドをきちんと象徴してあげなければいけないし、多少日本語が流暢じゃなくたって、その人自身のスキルで判断するべき。

日本の中の人種差別はまだまだ問題視されてないけど結構ひどいと思う。

日本の中でも、白人に対してはチヤホヤするのは私は人種差別だと思うし、アジア人の人に対しては日本語が話せても社会的には見下した態度をとる。

“White plivilege” 白人特別待遇

という言葉までもあり、残念ながら日本では存在すると思う。

日本は今までの歴史の中で、一度も他の国から植民地にされたことがなく、島国なので移民もしにくい。

そのため日本文化というものが強く残っている。

私がアメリカでマイノリティとして生きているので、日本に帰ると日本で頑張っている外国人をとても応援したくなる。

  

突然ですが、UNO to SANO 公開テレビ電話をしようと思います!

3月31日、新年度直前。様々な場所を転々としてきた私とアミーの経験なんかを語ろうかと笑

といっても、ここ数ヶ月テレビ電話んしていない私とあみの単なる公開キャッチアップなんだけどね笑

木曜日ということで、居酒屋で隣のテーブルの女子の話を盗み聞きしているようなノリで見てくれたら幸いです〜笑

それでは3月31日日、本時間夜10時!

Published by Uno / Sakie

Digital Marketer in BOS | TKO

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