【SANO】アメリカ大統領は誰になるのだろうか?

大統領選挙まで後一ヶ月ちょっと。一ヶ月と数週間後には、これからのアメリカのリーダー、世界のリーダーが決まる。楽しみなような怖いような・・・。

私がアメリカに渡ったとし、2012年も大統領選挙の年だった。その時は、オバマ大統領が2度目の出馬、そして共和党からはミット・ロムニー氏が代表候補として上がっていた。

まず、渡米して思ったことは、学生たちが政治にすごい関心を持っているということ。日本はあまりわからないが、最低でも私はいとこや同年代の友達と日本の政治について語ったことがない。長年日本に住んでいなかった(というのはいいわけなのだが)のであまり日本の政治について分かっていなかった。だから、自民党がなんなのか、民主党がどういった党なのかもあまり分かっていなかった。

大学の講堂を貸し切って討論のビューイングが行われるのはしょっちゅうだった。学生の車には「〇〇を応援している!」と書かれたバンパーステッカーが貼ってあったり、政治とは全く関係のない授業で政治の話になったり。すごくびっくりしたと同時にすごいとも思った。同年代の人が政治をしていることには驚いた。

多分世界で1番長期間のアメリカ大統領選挙。選挙活動辞退は選挙の1年半ぐらい前から始まる。アメリカではまず、各候補者が立候補、又は立候補の指名を受ける。これがいわいる予備選挙(Primary)の始まり。民主党と共和党の中で一人ずつ候補者を決めるのがこの予備選挙。特に今年は共和党からの立候補者は12人(予備選に出馬した人)。それに比べて民主党は6名。共和党は最後まで多くの立候補者が残った中、民主党はずっとヒラリー・クリントン氏とバーニー・サンダーズ氏の一騎打ちだった。

ここで面白いのが、この予備選挙の討論がすごいのだ。特に今年の共和党はユルかった〜。悪くいったら小学生の言い合い、よく言ったら誰でも分かるようなことしか話されていなかった。いわいる「政治」とはかけ離れた全国放送の言い合いだった。

党内で熱いバトルが繰り広げられ、どんどん立候補者たちは辞退していく。現時点での共和党指名候補のドナルド・トランプ氏が立候補した時には、多くの人がこれは単なるお遊びだと思っていた。指名候補には絶対にならないと思っていたら、ついには共和党のトップになってしまった。国民の思っていることをそのまま真っすぐに言う、というので彼は大人気だった。7月中旬に共和党全国大会があり、その後7月の終わりに民主党全国大会がある。これらは簡単にいえば政治界のお祭り。各党の有力者たちが演説をし、指名候補者をべた褒めする。そして、最後まで予備選挙に残っている人、一人が正式に党から指名を受ける。本当にお祭り騒ぎで、民主党では何人もの女優や、歌手が壇上に上がり、スピーチをしたり、歌を歌ったりしていた。

そして今、各党の指名候補者が決まりヒラリー・クリントン氏対、ドナルド・トランプ氏の戦いが始まる。(いや、もう彼らのバトルは一年以上も前から始まっていたのかもしれない・・・)

9月26日には第一回目のテレビ討論会がある。そして10月の最初には2回目のテレビ討論会、10月中旬には3回目のテレビ討論会。そして11月8日には一般有権者による投票が行われる。もうすでにSNS上でトランプ氏はクリントン氏を貶し、クリントン氏はトランプ氏を貶しのバトルが始まっている。

政治に関して、一つ日本と違ったところはアメリカでは有名人がオープンに誰をサポートするか公表するということ。やはり有名俳優や歌手、アーティストの持っているオンライン上のネットワークはすごいものだ。みんな積極的に「〇〇氏に投票するように!」、「〇〇氏に投票できるようにまずは投票登録しよう!」などと呼びかけている。トークショーや、アワードショーなんかでも政治のジョークがよく出てくるのもアメリカらしい。寄付金を募るイベントにはその候補者を推す役者や歌手が足を延ばし、一緒に撮った写真などをインスタグラムなどに上げる。

それに比べて日本は政治のことはタブーで、ほとんどの人がどの党を応援しているかも交渉しない。これは芸能人だけでなく、皆そうだ。
果たしてどちらがいいのかは分からない。でも世界的にみても多くの国が政治のことを話すのはあまりよくないと言われているのでアメリカはちょっと特殊なのかもしれない。

先日偶然、ヒラリー・クリントンを応援している役者が集まり作ったビデオを目にした。2つ見たのだが、一つは完全なるミュージックビデオ。そしてもう一つはちょっと笑いを交えたビデオ。

これはアメリカで数年前に大ヒットしたレイチェル・プラッテンが歌う「Fight Song」という曲をアカペラで歌ったもの。ドラムや、ベースを使っているように聞こえるが、口だけを使って作っている。

 

これは投票するために登録しに行こう!とのビデオ。あまり公に民主党を応援しています!とは掲げてはいないが、ちょいちょいトランプ氏をディスったりで明らかに民主党派の俳優や、女優、歌手が集まって作っている。

 

これは民主党全国大会でブロードウェイ・ミュージカルの大スターたちがコラボで「What the World Need Is Love」を歌ったとき。やっぱり舞台俳優、女優、歌うますぎ!

 

正直私自身もこの一年ちょっとこの大統領選挙を追ってきて、色々な討論や、TVインタビューを見てきたが、どうなるか分からない。クリントン氏が経験も豊富で有力と思うが、先日の同時多発テロの追悼式で体調を崩し、肺炎と診断され、体力、健康が心配との声が多く上がっているのも事実。
それに比べてトランプ氏は今まで多くの問題発言をし批判も賞賛も受けてきたが、着々と大統領の席には近づいている。

どうなるのだろうか?楽しみだけど、すごく不安だ・・・。

Published by Sano/Ami

Aspiring doctor || Biology major || pasta-phanatic

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